3/06/2011

03/06/2011 汽車の旅

休日を利用して大井川へ行ってきました。
鉄道好きの長男はオレゴンで乗った蒸気機関車が忘れられないらしく、日本でも乗りたいというのですが、そう簡単に乗れない日本の鉄道事情です。
そんな中、大井川鉄道で1日2本のSL急行があるらしいことから、少し暖かくなる頃に行くことにしました。
桜の咲く頃はものすごい人になる事が予想されるにぎわいでした。
機関車を見て、客車を見て、いざ出発。車掌さんのアナウンスも素晴らしい感じです。


























車内は以前東海道線として使用されていたものそのまま。ノスタルジックな調度品が最高でした。
世代的なのかどうか分かりませんが、どうしても銀河鉄道999を思い出しました。
ガタゴトと揺られながら川の流れを眺めて終着駅まで1時間強。子供達は景色に飽きてしまったようですが、なんとも言えない貴重な時間を過ごしました。
子供達にとっては、一度乗り込んでしまえば後は景色を眺めるだけ。確かに1時間以上は詰まらないかもしれません。
10分ほど走って駅に止まり、ホームから車両を眺めて座席に戻ってくる、また走る、といった都合の良いものがあれば良いのですが・・・。



























日本の鉄道は偉大ですね。こんな列車で空席が多く、のんびりと揺られながらどこかに旅するのであれば最高です。内田百閒が急に旅行を決めて、その朝一等席の切符を買いに行ったなんて話が『阿房列車』にありますが、本当にそうしたくなる気分になりました。

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