5/27/2010

新しい万年筆 「セレネ」

お正月を過ぎた頃から、神戸の万年筆のお店”Pen & Message"のオリジナル万年筆「セレネ」が発売される事を聞き早速予約しました。
待つ事4ヶ月ほど。到着のお知らせが5月15日に頂けました。
丁度その翌週に関西方面に出張だったので、吉宗さんの腕は信頼していない訳ではなく、お店に行きたくて店頭で受け取ることにしました。

仕事を終えて受け取りは5月20日。母が急に神戸で食事をしたい、というので一緒に連れて行く事に。三宮まで阪急電車で向かい、途中子供達へのお土産などを探しながら元町へ。前回も昨年5月末に訪れ、ペリカンM800を購入しました。その日も暑くアイスコーヒーがとても美味しかったのを覚えています。今回も雨上がりで蒸し暑い日でした。出張のついでなのでスーツしか着合わせがなく、むさ苦しい格好でお店に御邪魔することになりました。
ところで、昨年の今頃はまだインフルエンザ騒動まっただ中だったのですね。何だったのでしょうか、あれは。

お店に着いた頃は11時半くらいでしょうか。やけににぎやかです。平日だし、開店直後だし、空いているはず、と思ったのが間違いでした。お一人はお友達かと思ったら、吉宗氏のブログでもよく登場するル・ボナーの松本氏のようです。手帳カバー使わせて頂いています〜、と言いたかったのですが、何やらお忙しそうでした。
後日ブログを拝見すると、その時の様子が写真に納められていました。(Link: ル・ボナーの一日)

もう一人いらっしゃったのがすなみさんだとは・・・。情けない。あまりにも自分の万年筆に夢中で周りが見えていませんでした。
知っていれば、サインを頂きたかったくらい・・・。あの微笑ましい笑顔は、セレネ良かったね、というものだったに違いない。
今回のお店訪問で一番口惜しい所ではありますが、見ず知らずの方にお気に入りのお店で話しかけられるのも迷惑だろうし、失礼だろうから、知らずに良かった、と考えることにします。

さて肝心のペンですが、何か気に入らない点があればお願いしようと少しは考えていたのですが、もう何も要らない、という感じです。
書き味抜群。万年筆を持つ時は筆圧が弱く、寝かせめで書くのですが、やや柔らかいペン先からフロー良くインクが流れ出てきます。完璧でした。
ボディは黒く、キャップの所に白いマーブルが入っています。個体差はそこに生じるのですが、控えめな白のマーブルがとてもきれいです。シリアルナンバーは28。鉄人か?という番号にも愛着が湧きます。

ペンケースはカンダミサコさんの特性ペンケースを同時に購入しました。専用だけあってきれいに収納出来るし、お洒落です。いつもはペリカンのロイヤルブルーを入れるのですが、今回は更にインクフローの良い色雫の露草を。これでもうドバドバです。

店内にはマイルズ・デイビスの「Relaxin'」が流れていて落ち着く雰囲気でしたので、本当はコーヒーも頂いて、のんびりして、ゆっくり買い物をしたかったのですが、隣に母はいるし、新幹線の時間はあるし、昼食も撮らなければいけないし、という慌ただしい状況でしたので、ぐっと我慢。豆を買って帰れば良かった・・・、と後で気付きました。
前から気になっていたペーパーウェイトも購入して、お店を後にしました。

お店は会計の間も調整やなんやらで御客様が途切れない感じでした。お店のお二人ともお忙しそうでしたので、碌に話もせずに帰って来てしまいました。また暇を見つけて訪れようと思います。

ところで、実際の万年筆の写真は後日掲載予定です。携帯カメラではなく、一眼で撮りたいと思います。

Link: Pen & Message セレネ

0 件のコメント:

コメントを投稿