5/12/2012

05/12/2012 映画「阪急電車」

ゴールデンウィークの土曜に映画「阪急電車」がテレビ放映されていました。
恥ずかしながら、あの沿線に24年間住んでいたにもかかわらず、映画を見ていなかったのに改めて気づきました。
原作は単行本が出たときに買い求めて読んでいましたので、内容はだいたい把握していたのですが、実際に映画を見ると、地元を思い出す懐かしさが映画の中の話よりも大きかった気がします。

実にうまく撮影されていた、と思いました。今でももちろん時々実家に遊びにいきますので、あの沿線は利用しますが、どこから撮れば、ああいった風景が撮影できるのかが分かってしまうところがなんだか映画関係者になったような気分で、地元のわずかな人にしか分からないような秘密のように感じられて、非常にうれしかったです。

実際には15分程度の片道、往復30分の路線を2時間の映画にしてしまうのですから、脚本を書かれた方はすごいな、と思います。残念ながら私には物心がついて十数年の阪急電車生活の中で、ああいった素敵な体験はなかったように記憶していますが、それでも学校で好きな女の子を見かけたりするとうれしくなった思い出くらいはあります。
3月末に実家に遊びにいったばかりですが、またあの電車に乗ってみたくなりました。

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