2/26/2012

02/11/2012 神奈川近代文学館 「作家と万年筆」展

1月下旬から2月上旬にかけて、やたら精神的に慌ただしい日々が続きました。
丁度、住宅ローン関係の確定申告の用事もあり、仕事が一段落したこともあり、お休みをとって、以前から気になっていた「作家と万年筆」展に行くことにしました。

朝から市役所へ向かい、書類を提出して横浜へ向かいます。書類の提出は予想以上にスムーズで、フレックス制度のある職場にいる私に取っては、会社休まなくても良かったかも、と思うくらいでした。
JRとみなとみらい線を乗り継いで元町へ。仕事でみなとみらいまで行くことはあっても、その先へ行くのは本当に久し振りです。(妻と最後にデートしたのは結婚前だったかもしれません。)
元町は平日の午前中ということもあり、静かで穏やかでした。港の見える丘公園を歩きながら海を眺めていましたが、現代的建造物が多くて、こんなものだったかなあ、とやや落胆して近代文学館に到着しました。

展示会も静かな中でゆっくり展示物を眺めることができました。理系に進んだせいか、文学、と聞くと敷居を自分で高くしてしまうのですが、やはり今回もそんな感じでした。まず展示されている作家の作品を知らない・・・。どれも有名な著作だと思うのですが、分からないものが。
生原稿が展示されていて、原稿用紙やノートなどに書かれた万年筆の文字を見ると、なるほど、この方はこういった万年筆でこういう字を書いて、こうやって手直ししているんだ、と思うのですが、沸き上がるほどの感動がないのは、やはり文学とは縁遠いのかなあ、と思います。
それでも、万年筆と原稿が並んでいると素敵ですね。ずいぶん使い込んであるものばかりなので、あまり欲しいとは思いませんが、自分もその場で何か書いてみたくなりました。
万年筆のメーカーはまちまちでしたが、モンブランが多かったように思いました。また、サイズの大きな149を使っていらっしゃる方と、手の中にすっぽり入りそうな小振りのものをお使いの方も多かったのも新しい発見でした。あくまでも私の手のサイズが基準なのですけれど。

午前中をじっくり使って会場を後にしました。お昼は中華街でとも思いましたが、頼んでおいたスーツが出来上がったので取りにいくことにしていましたし、夕方には長男と図書館へ行く約束もありましたので、急いで次に向かいました。


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